ヨーヨー購入アドバイス
「ヨーヨー初心者」「ヨーヨー未経験者」という存在はひと括りにして扱われがちですが、実際にはひと括りにできないほど様々なパターンが考えられます。
どんなヨーヨーでもいいからとにかく費用を掛けずに始めたい人。
たくさんの技を覚える気は無く上げ下げだけできれば満足な人。
憧れの動画のようにガチな技をガンガン習得していきたい人。
すべての人にピッタリ当てはまるアドバイスをすることは不可能です。
そのためこのコーナーでは「相応の予算をかけ、快適な環境を作った上で趣味を始めたい人」に対象を絞ったヨーヨー購入アドバイスをしていきます。
さらに言うと「この機種を買えばOK!」といった感じで特定機種を挙げて購入を促すのではなくここで得た知識を元に自分で考えて買い物をしたい人の役に立つような記事を目指しました。
元競技者でありヨーヨー歴20年超のプレイヤーによるひとつの回答として参考にしてください。
トリックの性質に合わせてヨーヨーを購入する
こちらのコーナーで解説している通りヨーヨーのトリックは「ストリングトリック」「ルーピングトリック」のふたつに大別され、それぞれ性質が大きく異なります。
かつてはひとつのヨーヨーでどちらのトリックもプレイしていましたが、それだと専門性が強い高度なトリックには対応できないため現在はトリックやスタイルに最適な仕様を持った特化型を使うのが主流になっています。
とりあえず興味を持った方の特化型だけ買う…のも良いのですが、それだと片方のトリックジャンルしか遊べませんし、そちらが自分に合うスタイルかどうかも判断できません。遊びの幅はやや狭いと言えます。
そのためZESTではストリングトリック向けの機種(1Aヨーヨー)とルーピングトリック向けの機種(2Aヨーヨー)の両方を同時に購入することをおすすめしています。
そうすることでヨーヨーを始めたその日から両方のトリックに挑戦して遊べますし、それぞれのヨーヨーがどういう構造になっているかを目で見て手で触れて学ぶこともできます。
かつてはひとつのヨーヨーでどちらのトリックもプレイしていましたが、それだと専門性が強い高度なトリックには対応できないため現在はトリックやスタイルに最適な仕様を持った特化型を使うのが主流になっています。
とりあえず興味を持った方の特化型だけ買う…のも良いのですが、それだと片方のトリックジャンルしか遊べませんし、そちらが自分に合うスタイルかどうかも判断できません。遊びの幅はやや狭いと言えます。
そのためZESTではストリングトリック向けの機種(1Aヨーヨー)とルーピングトリック向けの機種(2Aヨーヨー)の両方を同時に購入することをおすすめしています。
そうすることでヨーヨーを始めたその日から両方のトリックに挑戦して遊べますし、それぞれのヨーヨーがどういう構造になっているかを目で見て手で触れて学ぶこともできます。
1Aヨーヨーの選び方
<「引き戻し」と「バインド」>
1Aヨーヨーには「引き戻し仕様」と「バインド仕様」という異なるふたつの仕様が存在します。
「引き戻し(レスポンシヴ)」は古くからあるヨーヨーの仕様です。ヨーヨーを空転させた状態で手を引くだけで戻ってくるものを指します。
1Aヨーヨーには「引き戻し仕様」と「バインド仕様」という異なるふたつの仕様が存在します。
「引き戻し(レスポンシヴ)」は古くからあるヨーヨーの仕様です。ヨーヨーを空転させた状態で手を引くだけで戻ってくるものを指します。
特殊な技を使うことなくヨーヨーを手に戻せるため未経験の人でも扱いやすい仕様ですが、後述するバインド仕様と比べると回転力が大きく劣ります。
「バインド(アンレスポンシヴ)」は特殊トリック「バインド」を行わないとヨーヨーが手に戻ってこない仕様です。
「バインド(アンレスポンシヴ)」は特殊トリック「バインド」を行わないとヨーヨーが手に戻ってこない仕様です。
ご覧のように手を引いてもヨーヨーは戻ってきません。引き戻し仕様の数倍から数十倍の高い回転力を維持して回り続けます。
バインド仕様のヨーヨーを手に戻すためには「ヨーヨーの内部でストリングを意図的に噛ませるトリック」が行う必要があります。
このトリックを「バインド」といいます。
バインド仕様のヨーヨーを使うのであればトリックを練習し始める前、もしくはトリックと並行してバインドも練習しなければなりません。
こういった事情からヨーヨー経験者の間では
という論争が度々巻き起こってきました。どちらを信じればいいか分からずに混乱した初心者もいるかと思います。
ZESTとしての回答を述べます。引き戻し仕様とバインド仕様の両方を買えばいいんです。
「初心者はヨーヨーにお金を掛けないもの」「ひとつだけ買って始めるもの」「たくさん買わせるのは忍びない」という思いにとらわれて二択しようとするから極論になってしまう。だったら両方買ってしまえばいい。
両方買えば自分が使いやすいと思う方を選びながら練習を進めていけますし、それぞれの違いを初日から体験できる。
どちらか片方だけ買うのとは比べ物にならないほど練習効率が上がり知見も得られる買い方です。
1Aヨーヨーは最低ふたつ購入する。このことを覚えておいてください。
<ボディの素材>
1Aヨーヨーのボディ素材には様々な種類と組み合わせがあります。主なタイプは下記の4種類。
このトリックを「バインド」といいます。
バインド仕様のヨーヨーを使うのであればトリックを練習し始める前、もしくはトリックと並行してバインドも練習しなければなりません。
こういった事情からヨーヨー経験者の間では
- 初心者はハードルが低い引き戻しで始めるべき。いきなりバインドさせるのは危険。
- 高い回転力を持つバインドで始めるべき。バインドなんてどうせすぐ覚える。
という論争が度々巻き起こってきました。どちらを信じればいいか分からずに混乱した初心者もいるかと思います。
ZESTとしての回答を述べます。引き戻し仕様とバインド仕様の両方を買えばいいんです。
「初心者はヨーヨーにお金を掛けないもの」「ひとつだけ買って始めるもの」「たくさん買わせるのは忍びない」という思いにとらわれて二択しようとするから極論になってしまう。だったら両方買ってしまえばいい。
両方買えば自分が使いやすいと思う方を選びながら練習を進めていけますし、それぞれの違いを初日から体験できる。
どちらか片方だけ買うのとは比べ物にならないほど練習効率が上がり知見も得られる買い方です。
1Aヨーヨーは最低ふたつ購入する。このことを覚えておいてください。
<ボディの素材>
1Aヨーヨーのボディ素材には様々な種類と組み合わせがあります。主なタイプは下記の4種類。
- ボディ全体がプラスチックで出来ているプラスチックヨーヨー(フルプラ、プラヨー)
- プラスチックボディのフチ(リム)に金属パーツを載せて回転力を増強させた金属リムヨーヨー(金リム)
- ボディ全体が金属で出来ているフルメタルヨーヨー(モノメタルヨーヨー)
- ボディの金属よりも重い金属をリムに載せて回転力増強を狙ったバイメタルヨーヨー
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これからヨーヨーを始める方には比較的安全性が高いプラスチックヨーヨーがおすすめです。
近年は金リムやフルメタル、バイメタルからヨーヨーを始める人も多いのですがそれなりの危険が伴うためZESTではプラスチック機種の購入を推奨しています(詳しくは初心者とフルメタルヨーヨーのコーナーを参照)
初心者とフルメタルヨーヨーのコーナーを読んだ上でフルメタルが欲しい時は、
引き戻し用:フルプラ
バインド用1:フルプラ
バインド用2:フルメタル(バイメタル、金リム)
という買い方をしてみてもいいかもしれません。1Aヨーヨーだけで合計3個。
けっこうな予算が必要になってしまいますが、この買い方ならプラで基礎技を練習しつつバインド仕様フルメタルの驚異的な回転力を知ることが出来ますし、プラだと微妙に成功しないトリックが出てきた際にフルメタルに持ち替えて再トライすることもできます。
プラで全体の流れや導入のコツを掴み、高回転のメタルで最後までクリアして成功体験をインプット。
そのまま練習を繰り返して技術が向上すればプラでも余裕でトリックを完成させられるようになるはずです。
ちなみに上記組み合わせの他にインナーリムと呼ばれる仕様のヨーヨーもあります。
これはリムの内側に金属製の重りを搭載したヨーヨーで、最外周に金属を露出させないようにしつつフルプラ以上の回転力を実現しています。
「バインド1:フルプラ」をこのタイプにしてみるのもいいでしょう。
<ボディの形状>
ヨーヨーのボディ形状(シェイプ)には様々な種類があり、回転力の強さやストリングの乗りやすさ、傾きにくさ、操作フィーリングといった部分に違いを与えています。
自分好みのシェイプはある程度ヨーヨーを続けないとわからないものなので、とりあえずはリムがあまり鋭利ではないヨーヨーを選ぶのがよいでしょう。
リムが鋭利なヨーヨーはストリングに乗せやすい反面、体や物にぶつかった時に大きなダメージを与えるので初心者にはおすすめしません。
「バインド1:フルプラ」をこのタイプにしてみるのもいいでしょう。
<ボディの形状>
ヨーヨーのボディ形状(シェイプ)には様々な種類があり、回転力の強さやストリングの乗りやすさ、傾きにくさ、操作フィーリングといった部分に違いを与えています。
自分好みのシェイプはある程度ヨーヨーを続けないとわからないものなので、とりあえずはリムがあまり鋭利ではないヨーヨーを選ぶのがよいでしょう。
リムが鋭利なヨーヨーはストリングに乗せやすい反面、体や物にぶつかった時に大きなダメージを与えるので初心者にはおすすめしません。
<レスポンスの種類>
ストリングを巻き取るための構造を「レスポンス」といいます。
レスポンスは摩擦抵抗が高い素材または形状になっており、ここにストリングが触れるとその摩擦力によってストリングが巻き取られるという仕組みです。
ストリングを巻き取るための構造を「レスポンス」といいます。
レスポンスは摩擦抵抗が高い素材または形状になっており、ここにストリングが触れるとその摩擦力によってストリングが巻き取られるという仕組みです。
1Aヨーヨーの多くはシリコン製の「パッドレスポンス」が採用されています。
パッドはステッカー状になっているので摩耗したら交換できますし、戻り具合を変えるために同じサイズで硬さが異なるものに付け替えることもできます。
パッドはステッカー状になっているので摩耗したら交換できますし、戻り具合を変えるために同じサイズで硬さが異なるものに付け替えることもできます。
バインド仕様のヨーヨーはこのようにパッドがボディとツライチになっているか、少しへこむようになっています。
この状態ならトリックプレイ中はレスポンスとストリングが触れ合わずバインドをした瞬間に触れ合って巻き取りが発生するというわけです。
一方、引き戻し仕様のパッドはツライチだったり少し出っ張っていたりと機種によって仕様が異なります。
この状態ならトリックプレイ中はレスポンスとストリングが触れ合わずバインドをした瞬間に触れ合って巻き取りが発生するというわけです。
一方、引き戻し仕様のパッドはツライチだったり少し出っ張っていたりと機種によって仕様が異なります。
パッド式ではないヨーヨーには「スターバースト」というレスポンスが採用されています。
これはボディそのものをギザギザに成形した歴史あるレスポンスで、クイックな戻りが求められる2Aヨーヨーにおいて標準の仕様となっています。
またパッドのような消耗品を要しないという特徴から安価な初心者向けヨーヨーにも多く採用されています。
見て分かる通り常に出っ張った形状をしているのでストリングとの摩擦が強く回転時間は短め。「すべり」と呼ばれるヨーヨーが詰まらずスムーズに動く度合いも低めです。
そのためZEST式の買い方をするのであれば「引き戻し用:フルプラ」はパッド式のものをおすすめします。
これはボディそのものをギザギザに成形した歴史あるレスポンスで、クイックな戻りが求められる2Aヨーヨーにおいて標準の仕様となっています。
またパッドのような消耗品を要しないという特徴から安価な初心者向けヨーヨーにも多く採用されています。
見て分かる通り常に出っ張った形状をしているのでストリングとの摩擦が強く回転時間は短め。「すべり」と呼ばれるヨーヨーが詰まらずスムーズに動く度合いも低めです。
そのためZEST式の買い方をするのであれば「引き戻し用:フルプラ」はパッド式のものをおすすめします。
2Aヨーヨーの選び方
<ギャップ調整>
ボディとボディの間にあるスキマをギャップ(またはスリット)といいます。
ギャップが狭ければ狭いほどレスポンス同士が近づくのでストリングを巻き取る力=戻りは強くなります。さらにルーピングの軌道にも影響するためギャップ幅は非常に重要な要素といえます。
ギャップ調整は非常にシビアで、既成品を改造して使うのが主流だった時代は初心者が2Aに手を出せない原因にもなっていました。
現在はパーツを交換するだけでギャップを変化させられるヨーヨーや出荷時点で最適なギャップに固定されているヨーヨーが主流となっているため入門ハードルはぐっと低くなっています。
初心者におすすめするのは固定ギャップのヨーヨーです。メーカーが提案する最適なギャップで固定されているのでプレイヤーはストリングの長さとオイルのことだけを考えて遊ぶことが出来ます。
次におすすめするのはスペーサーの交換によってギャップを変えることが出来るヨーヨーです。
ボディとボディの間にあるスキマをギャップ(またはスリット)といいます。
ギャップが狭ければ狭いほどレスポンス同士が近づくのでストリングを巻き取る力=戻りは強くなります。さらにルーピングの軌道にも影響するためギャップ幅は非常に重要な要素といえます。
ギャップ調整は非常にシビアで、既成品を改造して使うのが主流だった時代は初心者が2Aに手を出せない原因にもなっていました。
現在はパーツを交換するだけでギャップを変化させられるヨーヨーや出荷時点で最適なギャップに固定されているヨーヨーが主流となっているため入門ハードルはぐっと低くなっています。
初心者におすすめするのは固定ギャップのヨーヨーです。メーカーが提案する最適なギャップで固定されているのでプレイヤーはストリングの長さとオイルのことだけを考えて遊ぶことが出来ます。
次におすすめするのはスペーサーの交換によってギャップを変えることが出来るヨーヨーです。
「スペーサー」とはベアリングを挟んで保持したりベアリングの上に被せたりするパーツのこと。
ただパーツを差し替えるだけなので運用難易度は固定ギャップ式とあまり変わりません。
ただパーツを差し替えるだけなので運用難易度は固定ギャップ式とあまり変わりません。
他の初心者向けヨーヨー
初心者向けとされるヨーヨーの中には1Aと2Aどちらかに特化させず「両方の基本技」に対応させたモデルが存在します。
例えば
冒頭でもお話した通りこの手のモデルはヨーヨーを本格的に始めたい人にはあまり適していませんが、一方で小さなお子さんに与える場合や未経験の人に少しだけ遊ばせる場合やヨーヨーをなんとなく遊んでみたい人が買う場合は今なお有力な選択肢のひとつとなります。
例えば
- スターバースト引き戻しのバタフライ型ヨーヨー
- 2A型のボディで1Aの基本技ができるギャップに設定されたヨーヨー
冒頭でもお話した通りこの手のモデルはヨーヨーを本格的に始めたい人にはあまり適していませんが、一方で小さなお子さんに与える場合や未経験の人に少しだけ遊ばせる場合やヨーヨーをなんとなく遊んでみたい人が買う場合は今なお有力な選択肢のひとつとなります。
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特におすすめしたいのは「トランスアクセル」と呼ばれる仕様のヨーヨーです。
これはプラスチック製のベアリングを内蔵しているヨーヨーで、ご覧の通り極めてシンプルな構造をしています。
ベアリングが無いヨーヨーよりも長く回り、ボールベアリングのヨーヨーよりも簡単に組み立てることができ、スペーサー内蔵のヨーヨーよりも壊しにくく、そしてバインドを必要としない。ベアリングが錆びて壊れることもありません。
余談ですが、ヨーヨーの普及活動をしているとイベントなどでヨーヨーの修理を依頼されることがあります。
その多くはパーツの取り付け方法を間違えていたり、雑に取り付けて修理不可能な状態まで壊しているものでした。
間違った組み立て方をしたヨーヨーで遊ぶのは危険ですし、買ってすぐにヨーヨーが壊れたらヨーヨーの魅力を知ることが出来ないまま辞めるという残念な結果に終わってしまいます。
それを防いでくれるのがトランスアクセルです。手軽に遊べて壊しにくい。
時に「時代遅れ」として初心者向けの選択肢から除外されるトランスアクセルにも最適な対象が存在するということです。
事実、ヨーヨーファクトリーのトランスアクセル機種「スピンスター」は長期にわたって売れ続けていますし、2020年2月に発売したスピンギアの「スピンガジェット」は上級者をも惹きつけるベストセラーになりました(2020年追記)
もしあなたが小さいお子さんに買い与える立場であったり、物の分解組み立てが苦手だったり、興味はあるけどヨーヨーに何千円も出せないという人だったらこのトランスアクセル仕様のヨーヨーを購入してみてください。
ボールベアリングヨーヨーより劣るとはいえ、スリーパーやウォーク・ザ・ドック(犬の散歩)、アラウンド・ザ・ワールド(世界一周)くらいなら余裕で出来る性能がありますよ。
これはプラスチック製のベアリングを内蔵しているヨーヨーで、ご覧の通り極めてシンプルな構造をしています。
ベアリングが無いヨーヨーよりも長く回り、ボールベアリングのヨーヨーよりも簡単に組み立てることができ、スペーサー内蔵のヨーヨーよりも壊しにくく、そしてバインドを必要としない。ベアリングが錆びて壊れることもありません。
余談ですが、ヨーヨーの普及活動をしているとイベントなどでヨーヨーの修理を依頼されることがあります。
その多くはパーツの取り付け方法を間違えていたり、雑に取り付けて修理不可能な状態まで壊しているものでした。
間違った組み立て方をしたヨーヨーで遊ぶのは危険ですし、買ってすぐにヨーヨーが壊れたらヨーヨーの魅力を知ることが出来ないまま辞めるという残念な結果に終わってしまいます。
それを防いでくれるのがトランスアクセルです。手軽に遊べて壊しにくい。
時に「時代遅れ」として初心者向けの選択肢から除外されるトランスアクセルにも最適な対象が存在するということです。
事実、ヨーヨーファクトリーのトランスアクセル機種「スピンスター」は長期にわたって売れ続けていますし、2020年2月に発売したスピンギアの「スピンガジェット」は上級者をも惹きつけるベストセラーになりました(2020年追記)
もしあなたが小さいお子さんに買い与える立場であったり、物の分解組み立てが苦手だったり、興味はあるけどヨーヨーに何千円も出せないという人だったらこのトランスアクセル仕様のヨーヨーを購入してみてください。
ボールベアリングヨーヨーより劣るとはいえ、スリーパーやウォーク・ザ・ドック(犬の散歩)、アラウンド・ザ・ワールド(世界一周)くらいなら余裕で出来る性能がありますよ。
まとめ
- 1A用と2A用をそれぞれ購入する。
- 1A用は引き戻しとバインドの両方を購入する。
- 始めのうちはプラスティック製が無難。メタルはリスクを理解した上でサブ機として。
- 2Aは固定ギャップのモデルがおすすめ。
- 小さいお子さんなどにはトランスアクセルも重要な選択肢。
ヨーヨーというおもちゃをとりあえず体験してみたいだけなら引き戻し1個で1000~2000円程度、ZEST式のアドバイス通りに買い揃えるなら消耗品と合わせて1万~1万数千円程度の予算が必要になる計算です。
おもちゃに1万円!と驚かれるかもしれませんが、現代のヨーヨーはスポーツ的な要素も強いので新しく始めるスポーツの用具がその程度で揃うと考えるとかなり安い部類に入ります。
ネットなどでヨーヨーに興味を持ち、万全の状態で始めたいのなら思い切って潤沢な数の道具を買い揃えてみましょう。
ちなみに他の業界でもままあるように、ヨーヨーも専門店によっておすすめするメーカー・ヨーヨーにある種の傾向がみられることがあります(メーカーとの関係の深さや初心者指南方針の違いによるもの)
幸いヨーヨー業界には粗悪品を売りつけるようなプロがおらず、さらにヨーヨー自体の品質水準が高いので人が言うとおりの機種を買っても大きな支障なく遊べます。
しかしながら趣味の道具というのは自分で選んでこそ。最初はおすすめ通りに買っても手持ちがある程度増えてきたら自分の好みと知見を元にヨーヨーを選んで欲しいなと思います。
<キュレーションサイトについて>
その他雑貨と同じくヨーヨーの情報もキュレーションサイト(まとめサイト)でまとめられていることがありますが、中にはヨーヨーの知識が無いまま執筆されたと思われる記事が存在しています。
ヨーヨー経験者でなくともこのページを最初から最後まで読んでくれた人ならすぐに気付けるレベルの違和感。誠意のない広告収入目的の記事。長くヨーヨーを続け商品企画に携わったこともある身としてはたいへん遺憾な存在です。
上述の通りヨーヨー業界のプロは信頼に足る人物ばかり。専門店によって売り出す商品に違いはあれどユーザーを騙して商売をしようと目論むような者はいません。
著者不明の情報よりも彼らや熱心に活動するベテラン達の意見を信用することをおすすめします。
購入相談はZESTでも受け付けています。やりたいスタイルや予算、保護者であれば買い与えるお子さんの年齢などを添えてCONTACTフォームからお問い合わせください。