ベアリングロックをケアしよう
フルメタルヨーヨーで最も故障の可能性が高い部分は軸周りです。
ベアリングだけでなく、それを載せるベアリングロックにも定期的なケアが必要になります。この部分をないがしろにしているとヨーヨーが破損することがあるのでしっかりとケアしていきましょう。
ベアリングだけでなく、それを載せるベアリングロックにも定期的なケアが必要になります。この部分をないがしろにしているとヨーヨーが破損することがあるのでしっかりとケアしていきましょう。
軸穴とアクセルの清掃
ボディの軸穴とアクセルには製造時や日々の開閉によって生じた金属粉が付着していることがあります。
特に切削加工(とその後の洗浄)が雑な安いフルメタルヨーヨーは新品の時点で多めの金属粉が付いていることがあります。
この金属粉を取り除かずにボディを開閉していると次第に軸穴のネジ山が削れてナメてしまったり、アクセルが摩耗して折れてしまうことがあります。
さらにこの金属粉はベアリング内部に入り込んでベアリングが故障する原因にもなります。
まずは購入直後にしっかりと清掃し、以後も定期的に清掃するよう心がけましょう。
特に切削加工(とその後の洗浄)が雑な安いフルメタルヨーヨーは新品の時点で多めの金属粉が付いていることがあります。
この金属粉を取り除かずにボディを開閉していると次第に軸穴のネジ山が削れてナメてしまったり、アクセルが摩耗して折れてしまうことがあります。
さらにこの金属粉はベアリング内部に入り込んでベアリングが故障する原因にもなります。
まずは購入直後にしっかりと清掃し、以後も定期的に清掃するよう心がけましょう。
<アクセルの手入れ方法>
ベアリング脱脂と同じようにパーツクリーナーを溜めたビンに入れて軽くシェイクしてください。細かい金属粉はそれだけで落ちます。
稀なケースですが、金属粉の他に謎の汚れやネジ留め剤のようなものが付着しているケースもあります(上記画像参照)
そういったしつこい汚れや異物が付着していた時はパーツクリーナーにつけ置きしたあとで歯ブラシなどを使ってしっかり清掃しましょう。
異物がなかなか除去出来ない場合はKURE 5-56DXのような浸透力が高いオイルに1日ほど漬け置きして異物を浮かせてから改めてパーツクリーナーで洗浄するのもおおすすめです。
それでも除去できなかった時や、清掃の過程でアクセルに傷がついてしまった時は思い切って新しいアクセルに交換することをおすすめします。
<軸穴の手入れ方法>
基本はエアダスターやカメラ用品のブロアーを使って金属粉を飛ばすだけでOKです。
このとき金属粉が飛び散るので出来れば防塵ゴーグルと防塵マスクをして屋外で作業してください。最低でもメガネ(花粉症予防メガネだとなお良し)と使い捨てマスクは着用しましょう。
大量の金属粉が発生していた時は軸穴にオイルを注いで1日ほど放置すると汚れが浮いて除去しやすくなります。
金属粉を含んだオイルはティッシュなどにあけ、脱脂とエアダスターで仕上げましょう。
ベアリング脱脂と同じようにパーツクリーナーを溜めたビンに入れて軽くシェイクしてください。細かい金属粉はそれだけで落ちます。
稀なケースですが、金属粉の他に謎の汚れやネジ留め剤のようなものが付着しているケースもあります(上記画像参照)
そういったしつこい汚れや異物が付着していた時はパーツクリーナーにつけ置きしたあとで歯ブラシなどを使ってしっかり清掃しましょう。
異物がなかなか除去出来ない場合はKURE 5-56DXのような浸透力が高いオイルに1日ほど漬け置きして異物を浮かせてから改めてパーツクリーナーで洗浄するのもおおすすめです。
それでも除去できなかった時や、清掃の過程でアクセルに傷がついてしまった時は思い切って新しいアクセルに交換することをおすすめします。
<軸穴の手入れ方法>
基本はエアダスターやカメラ用品のブロアーを使って金属粉を飛ばすだけでOKです。
このとき金属粉が飛び散るので出来れば防塵ゴーグルと防塵マスクをして屋外で作業してください。最低でもメガネ(花粉症予防メガネだとなお良し)と使い捨てマスクは着用しましょう。
大量の金属粉が発生していた時は軸穴にオイルを注いで1日ほど放置すると汚れが浮いて除去しやすくなります。
金属粉を含んだオイルはティッシュなどにあけ、脱脂とエアダスターで仕上げましょう。
ベアリングロック表面の清掃
ベアリングロックとベアリングの嵌合のキツさはヨーヨーとベアリングによって差があります。
ベアリングが手で外せるくらいゆるい組み合わせもあれば、ボディを開閉することすら難しいほどキツい組み合わせもあります。
キツい組み合わせの場合、開閉や着脱の負担によってベアリングロックの表面やベアリング内輪が削れて金属粉が発生することがあります(下記画像参照)
ベアリングが手で外せるくらいゆるい組み合わせもあれば、ボディを開閉することすら難しいほどキツい組み合わせもあります。
キツい組み合わせの場合、開閉や着脱の負担によってベアリングロックの表面やベアリング内輪が削れて金属粉が発生することがあります(下記画像参照)
ここから発生した金属粉もベアリング故障の原因になるのでしっかり除去しましょう。パーツクリーナーやエタノールを染み込ませたティッシュで拭えば大体きれいになります。
ベアリング内輪の注油
ベアリングロックがキツく設計されているヨーヨーは一度清掃してもベアリング着脱の度に金属粉が発生します。
そういうヨーヨーのベアリングロックを汚れたまま放置したり、ベアリング着脱を力いっぱい行い続けていると次第に摩耗してベアリングロックがちぎれるという最悪の事態に陥ることがあります。
それを防ぐにはベアリングとベアリングロックの間を潤滑し負担を軽減してあげる必要があります。
具体的にどうすればいいか。ベアリングの内輪にオイルを塗るだけです。
そういうヨーヨーのベアリングロックを汚れたまま放置したり、ベアリング着脱を力いっぱい行い続けていると次第に摩耗してベアリングロックがちぎれるという最悪の事態に陥ることがあります。
それを防ぐにはベアリングとベアリングロックの間を潤滑し負担を軽減してあげる必要があります。
具体的にどうすればいいか。ベアリングの内輪にオイルを塗るだけです。
オイルを含ませた綿棒でベアリング内輪をさっとなぞり、表面が薄っすら濡れればOK。泡立ったり垂れてきたりするほど大量に塗布しないよう注意してください。
このメンテナンスをしておくだけで金属粉を出にくくしたりベアリングを着脱しやすくすることができます(改善の程度には個体差があります)
使用するオイルはヨーヨー用のオイルでもOKですが、ヨーヨー用オイルの多くはシリコーン系オイルなので極圧性に乏しいという特性を持っています。
「高い圧がかかる部分だと油膜が破断してしまい潤滑効果が得られなくなる」ということです。
もしヨーヨー用オイルで改善が見られない時は機械部品用の汎用オイルを試してみましょう。僕はプラスチックを侵さないKURE5-56無香性などを愛用しています。
ヨーヨー用ではない汎用オイルはそれぞれ異なる性質を持っているのでパッケージの注意書きをよく読んで安全に使うよう心がけてください。
このメンテナンスをしておくだけで金属粉を出にくくしたりベアリングを着脱しやすくすることができます(改善の程度には個体差があります)
使用するオイルはヨーヨー用のオイルでもOKですが、ヨーヨー用オイルの多くはシリコーン系オイルなので極圧性に乏しいという特性を持っています。
「高い圧がかかる部分だと油膜が破断してしまい潤滑効果が得られなくなる」ということです。
もしヨーヨー用オイルで改善が見られない時は機械部品用の汎用オイルを試してみましょう。僕はプラスチックを侵さないKURE5-56無香性などを愛用しています。
ヨーヨー用ではない汎用オイルはそれぞれ異なる性質を持っているのでパッケージの注意書きをよく読んで安全に使うよう心がけてください。