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第1話
第2話
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はじめに:ここがすごいぞスピンガジェット
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第5話:キャラの濃さのハナシ
※第4話は
こちら
スピンガジェットって初心者向けだけど中級者以上のプレイヤーとか選手にも売れてるんでしょ?それってよくあることなの?
いや、かなり珍しいと思うよ。
初心者向けヨーヨーって基本的には
「通過点」
でね。ある程度上手くなったらもっと高性能なヨーヨーに乗り換えてそれっきりって人の方が多い。
そいじゃなんで売れてるんだろ?
えっとね…スピンガジェットは
キャラが濃い
んだよ。
属性過多
とも言える。そこがウケたのかも。
属性過多…
まずはここ。ロゴの印刷方式。
スピンガジェットのロゴには主にメタリックorホログラムの
「箔押し」
が採用されている。最近のヨーヨーではあまり見かけない方式だね。
タンポ印刷とかシルクスクリーンよりもギラギラしててかっこいいね。
良い意味で「おもちゃ」って感じでさ、童心をくすぐられるよね。
さらに、スピンガジェットにはボディ全体にメッキをかけた
フルメッキバージョン
も存在する。
※Amazon販売ページは
こちら
フルメッキ!!!
販売ページにも書かれている通りフルメッキは基本的に
観賞用
のカラーバリエーションだ。メッキはたくさん遊んだりどこかにぶつけたりしたら剥がれてしまうし、性能面では何のメリットもない。
それでも作っちゃったのは…
「そこにロマンがあるから」
だろうね。傷や剥がれを気にしなければ普通に遊べるので、あえて遊んでどんな風にエイジングが進むか観察してみるのも面白いと思うよ。
お次の魅力はこちら。キャップが外せる点。
吸盤を吸い付けて引っ張ると外せるんだね。これがいいの?
いい。
分解できるってことは他のカラーと組み替えてオリジナルのパターンを作ったり、故障したパーツを交換したり、自分なりに改造したりできるってことだから。
つまりは
カスタマイズ
。スピンガジェットはカスタマイズ可能なヨーヨーなんだ。
他のヨーヨーはカスタマイズできないの?
そんなことはないけど最近は少数派かな。剛性や精度を優先するなら余計な要素は少ないほうがいいからね。消耗する部分以外は手を入れられない機種が増えてる。
スピンガジェットは
自分で手を入れる余地がある
ヨーヨーってことだね。
そう!中には旋盤という加工機を使って大胆な改造をしている人もいるよ。
これはおじさんの友達が旋盤を使って改造したスピンガジェットだ。
は?え?どうなってるのこれ?
旋盤で加工したスピンガジェットと旋盤で加工したハンドスピナーを合体させてひとつのヨーヨーにしてる。ハンドスピナーの部分は
独立して回る
んだぜ。
大胆が過ぎる…
スピンガジェットのボディに削るだけの余地(肉の厚さ)があるからこそ出来る芸当だね。
ほんとに色んな面白さが詰まってるんだなあ。
あとね、やっぱり
普通に使いやすいってのが大きい
よ。性能に限界はあるけど、そういうところも上級者が「この性能でどこまでやれるか」みたいな遊びをするのには最適。基本技の練度を見つめ直すきっかけにもなってるね。
「辛さのない縛りプレイ」って感じか。そりゃ楽しいよね。
…と、ここまで踏まえた上でお知らせです。2020年8月、夏の新カラーが加わったんだけどね。
※販売ページは
こちら
そのひとつとして
僕のシグネチャーカラーが発売されました。
ボディカラーとロゴデザインを監修しているよ。
ウワーッ!すごい!
自分モデルの初心者向けヨーヨーが出るなんて。
初心者サポートを中心に活動してきた者としては嬉しいよねホント。
ホントだねえ。これは何か特殊な機能があったりするの?
性能的な部分は通常版と同じ
だね。一番の特徴はロゴの印刷方式。
さっき説明した通り通常版スピンガジェットのロゴは箔押しプリントなんだけど、バディーオレンジには
UVプリント
という印刷方式を採用してるんだ。
箔押しと比べて摩擦に強い
からロゴを綺麗なまま保ちたい人におすすめだね。
ロゴはハッキリしてるし、ボディも鮮やかなカラーでいい感じだね。
お日様の下でも部屋の照明でも映えるかなりキレイなオレンジ色に仕上がったと思う。ブラックライトに反応する色だから暗室撮影もOK。僕自身とてもお気に入りのカラーだよ。
最終話:
おわりに
第1話:
スピンガジェットってどんなヨーヨー?
第2話:
頑丈さのハナシ
第3話:
バランスのハナシ
第4話:
シンプルさのハナシ
第5話:
キャラの濃さのハナシ
最終話:
おわりに