ヨーヨーで手や指が痛くなってしまった時の対処法
手の痛み。それはヨーヨープレイヤーの永遠の悩み。
特にヨーヨーを始めたばかりの初心者は手を守る術を知らないまま練習して重いダメージを受けてしまうことがあります。
手の痛みは適切な練習法と防具を活用すれば最低限に抑えることができます。この機会にしっかり覚えておきましょう。
特にヨーヨーを始めたばかりの初心者は手を守る術を知らないまま練習して重いダメージを受けてしまうことがあります。
手の痛みは適切な練習法と防具を活用すれば最低限に抑えることができます。この機会にしっかり覚えておきましょう。
手のひらの痛み
近年特に増加しているのが「手のひらの痛み」です。
キャッチの際、手のひらのヨーヨーが当たる部分が痛くなってしまう。重度の場合は広範囲に青あざを作っている人もいます。
なぜそんな怪我を負ってしまうのか?答えは簡単。
スローが強すぎるんです。
想像してみてください。全力でスローして、トラピーズを行い、すぐにバインドした場合、ヨーヨーはどんな風に戻ってくるでしょうか?
トラピーズによって消費される回転力はほんの少しですから過剰に余った回転力すべてを使って勢いよくヨーヨーが戻ってきてしまいます。
これは大げさに言えば硬球を素手でキャッチし続けているようなもの。手がやられてしまうのは自明の理です。
なぜこんなことが起こってしまうかと言うと初心者のうちはヨーヨーの回転力でトリックを成功させようとしがちだから。
ヨーヨーが回ってさえいれば多少傾いていても最後までトリックを行うことができます。
そういう回転力に頼りっぱなしの姿勢でいると常時強スローのクセがついてしまい、知らず識らずのうちに手にダメージを蓄積することになります。
スローで与える回転力 - トリックに必要な回転力 = 手を痛めない程度の勢いで戻ってくる回転力
というバランスを保つことが重要です。トリックに合わせて適切な力でスロー出来るようになれば「キャッチしすぎて手が痛い」ような状況から脱せるはずです。
適切な力でスローし、ヨーヨーが傾かないよう丁寧に動かし、最短最良のルートでトリックを終わらせる。
「強い回転力でトリックを乗り切る」のではなく「適切な操作でトリックを完了させる」
このことを常に意識し、強スローに頼らないプレイを心がけましょう。
キャッチの際、手のひらのヨーヨーが当たる部分が痛くなってしまう。重度の場合は広範囲に青あざを作っている人もいます。
なぜそんな怪我を負ってしまうのか?答えは簡単。
スローが強すぎるんです。
想像してみてください。全力でスローして、トラピーズを行い、すぐにバインドした場合、ヨーヨーはどんな風に戻ってくるでしょうか?
トラピーズによって消費される回転力はほんの少しですから過剰に余った回転力すべてを使って勢いよくヨーヨーが戻ってきてしまいます。
これは大げさに言えば硬球を素手でキャッチし続けているようなもの。手がやられてしまうのは自明の理です。
なぜこんなことが起こってしまうかと言うと初心者のうちはヨーヨーの回転力でトリックを成功させようとしがちだから。
ヨーヨーが回ってさえいれば多少傾いていても最後までトリックを行うことができます。
そういう回転力に頼りっぱなしの姿勢でいると常時強スローのクセがついてしまい、知らず識らずのうちに手にダメージを蓄積することになります。
スローで与える回転力 - トリックに必要な回転力 = 手を痛めない程度の勢いで戻ってくる回転力
というバランスを保つことが重要です。トリックに合わせて適切な力でスロー出来るようになれば「キャッチしすぎて手が痛い」ような状況から脱せるはずです。
適切な力でスローし、ヨーヨーが傾かないよう丁寧に動かし、最短最良のルートでトリックを終わらせる。
「強い回転力でトリックを乗り切る」のではなく「適切な操作でトリックを完了させる」
このことを常に意識し、強スローに頼らないプレイを心がけましょう。
中指の痛み
ヨーヨープレイヤーにはおなじみの怪我。ストリングをつけている部分が痛くなってしまう例のアレです。
皮が破けたり、水ぶくれができたり、皮下組織が炎症を起こしたり。
特にルーピングを練習している時に発生しやすく、悪化すると皮膚の表面を触るのも痛いくらいの怪我になることもあります。
これを防ぐのに有効なのは「テーピング」と「サポーター」
どちらもスポーツ用品店や100円ショップで購入できます。これらを中指に装着すれば過度な締め付けと食い込みによるダメージが低減させることができます。
定番かつ防御力が高い布テープタイプ。
糊がベタつかず再利用も出来る自己吸着タイプ。
厚手でクッション性が高いサポーター。
色々使い比べて自分に合うものを探してみましょう。なおこれらのアイテムを使うと素手の時よりもフィンガーホールがすっぽ抜けやすくなることがあるので注意してください。
色々使い比べて自分に合うものを探してみましょう。なおこれらのアイテムを使うと素手の時よりもフィンガーホールがすっぽ抜けやすくなることがあるので注意してください。
指の痛み
ストリング系スタイルで同じトリックを反復練習したりホップ等の指が擦れる技を練習していると指の表面が荒れたり摩擦熱でやけどすることがあります。
これを防ぐためには手袋を使うのが一番。
こちらのコーナーでおすすめの手袋を紹介しているのでチェックしてみてください。
これを防ぐためには手袋を使うのが一番。
こちらのコーナーでおすすめの手袋を紹介しているのでチェックしてみてください。
人差し指の痛み
ホップ・ザ・フェンスやバーティカル・パンチ、5Aのトリックを行っていると人差し指の
この部分を痛めてしまうことがあります。擦れて赤くなったり、あかぎれのようにぱっくり割れてしまったり。
痛くなりそうな気配を感じたらすぐに何かしらの対策を講じましょう。
中指と同じくテーピングやサポーターで保護してもいいのですが、私のおすすめは次のふたつ。
まずはこれ。
痛くなりそうな気配を感じたらすぐに何かしらの対策を講じましょう。
中指と同じくテーピングやサポーターで保護してもいいのですが、私のおすすめは次のふたつ。
まずはこれ。
インナーグローブを適当な長さに切ったもの。柔軟性と密着性が両立できる上、再利用も可能なスグレモノです。
ひとつのインナーグローブから大量に作ることが出来るので抜けにくいサイズを探しながら作ってみましょう。
次はこちら。ゲーミング指サックです。
ひとつのインナーグローブから大量に作ることが出来るので抜けにくいサイズを探しながら作ってみましょう。
次はこちら。ゲーミング指サックです。
導電繊維で編まれた薄手の布指サックで、これも柔軟性と密着性に優れています。中指につけるのもアリ。
これらを装着することでやりにくくなってしまう技もありますが指の保護を最優先したい場合には重要な選択肢になります。
様々な太さ・長さの製品が存在するので購入の際はサイズをよく確認しましょう。
これらを装着することでやりにくくなってしまう技もありますが指の保護を最優先したい場合には重要な選択肢になります。
様々な太さ・長さの製品が存在するので購入の際はサイズをよく確認しましょう。
2Aにおけるすべり止め付き手袋の活用
上記のテーピングやサポーター、そして指サックも合わないという2Aプレイヤーに試して欲しいのがすべり止め付きの手袋です。
これは手のひら側にすべり止めのイボイボがついている手袋で、他の手袋と比べて
といった特徴があります。特におすすめなのはインナーグローブ的な手袋にすべり止めがついているもの。密着性バツグンです。
この手袋も人によっては使いくいかもしれませんが快適さよりも手指の保護を優先したい場合には試してみる価値があります。
難点はキャッチ時のグリップが高すぎてボディが緩むことある点。気になる場合はすべり止めのないインナーグローブを使うのがおすすめです。
- ストリングが中指からすっぽ抜けにくい。
- フィンガーホールの位置がズレにくい。
- サポーターやテーピングのように部分的に嵩張ることがない。
- ホップで割れやすい人差し指も保護される。
- キャッチを取りこぼしにくい。
といった特徴があります。特におすすめなのはインナーグローブ的な手袋にすべり止めがついているもの。密着性バツグンです。
この手袋も人によっては使いくいかもしれませんが快適さよりも手指の保護を優先したい場合には試してみる価値があります。
難点はキャッチ時のグリップが高すぎてボディが緩むことある点。気になる場合はすべり止めのないインナーグローブを使うのがおすすめです。
手首の痛み
ヨーヨーをプレイしていると手や指だけでなく手首を痛めてしまうことがあります。
悪化すると関節炎やガングリオンになってしまうこともあり軽視はできません。
手首に痛みを感じた時は無理せず休養を取り、市販薬や医療機関での治療に専念してください。
安全第一。健康優先。自分の体を労りながらマイペースにヨーヨーを続けてほしいと思います。
悪化すると関節炎やガングリオンになってしまうこともあり軽視はできません。
手首に痛みを感じた時は無理せず休養を取り、市販薬や医療機関での治療に専念してください。
安全第一。健康優先。自分の体を労りながらマイペースにヨーヨーを続けてほしいと思います。