ヨーヨーのアクセルの外し方
改造やメンテナンスでアクセル(軸)を取り外す場合、多くの人はペンチやプライヤーなどを使ってアクセルを直接掴んで回す方法を採っています。
これは最も簡単なアクセル着脱法なので専門店が詳しい手順を解説していることもあります。
難点はアクセルに傷がついてしまうこと。工具で掴まれたアクセルは傷がついたり変形したりしてしまいます。
レイダーなどのルーピングヨーヨーの場合は
これは最も簡単なアクセル着脱法なので専門店が詳しい手順を解説していることもあります。
難点はアクセルに傷がついてしまうこと。工具で掴まれたアクセルは傷がついたり変形したりしてしまいます。
レイダーなどのルーピングヨーヨーの場合は
こういった傷がつき、バリを削り取らないとベアリングを着脱することができなくなったりします。
フルメタルヨーヨーなどの場合は
フルメタルヨーヨーなどの場合は
ネジ山そのものが欠けたり変形したりします。この状態でボディを組み立てるとボディ側のネジ山があっさり削れます。数千から数万円のフルメタルヨーヨーが一瞬でオシャカになることもあります。
例え軽微な傷であっても傷がついたアクセルをヨーヨーに取り付けるのはご法度です。
こういった事情からアクセルを取り外す場合はいかに傷つけずに取り外すかが肝要となります。
このコーナーではアクセルのネジ山に負担を掛けにくい取り外し方について解説します。ここで紹介する方法も力加減を間違えればダメージを与えうるものであることを理解して挑戦してみてください。
※M4規格のアクセルを例に解説します。手持ちのヨーヨーにどんな規格のアクセルが採用されているか調べてから道具を揃えましょう。
※記事中の画像は後述する動画から引用したものが含まれます。
例え軽微な傷であっても傷がついたアクセルをヨーヨーに取り付けるのはご法度です。
こういった事情からアクセルを取り外す場合はいかに傷つけずに取り外すかが肝要となります。
このコーナーではアクセルのネジ山に負担を掛けにくい取り外し方について解説します。ここで紹介する方法も力加減を間違えればダメージを与えうるものであることを理解して挑戦してみてください。
※M4規格のアクセルを例に解説します。手持ちのヨーヨーにどんな規格のアクセルが採用されているか調べてから道具を揃えましょう。
※記事中の画像は後述する動画から引用したものが含まれます。
用意するもの
・ペンチやプライヤー、レンチなど
ナットを回すための工具です。細かい作業に適した先が細いものを2本用意してください。
ナットを回すための工具です。細かい作業に適した先が細いものを2本用意してください。
・ナット
アクセルに対応しているサイズのナットを2個用意してください。
ダブルナット法
アクセル着脱にはダブルナット法と呼ばれる技術を活用します。
このコーナーで解説する手順はあくまでヨーヨー向けにアレンジしたものなので建築など本来の分野では行わないようにしてくださいね。
このコーナーで解説する手順はあくまでヨーヨー向けにアレンジしたものなので建築など本来の分野では行わないようにしてくださいね。
一連の手順
まずひとつめのナットをアクセルの中央あたりまで入れます。
続いてふたつめのナットを入れ、ひとつめのナットにピッタリくっつけます。
用意した2本の工具でそれぞれのナットをつかみます。
下側のナットを掴んでいる手は動かさず上側のナットだけを時計回りに回すと2つのナットの密着度が高まり、ナットがアクセルに固定されます。
この状態で下側のナットだけを掴み、ヨーヨーのボディを時計回りに回すとナットごとアクセルが回ってヨーヨーから取り外すことができます。
アクセルに固定されたナットは先ほどと逆方向に回せばすぐに外れます。
短いアクセルを外す場合
ヨーヨーに採用されているアクセルが短い場合、ナットを2個取り付けられないことがあります。
そんな時は三種という薄手のナットを使いましょう。
そんな時は三種という薄手のナットを使いましょう。
この薄さなら短いアクセルにも問題なく取り付けられるかと思います。
動画で解説
アクセル外しの需要が高まったことを受け解説動画を作成しました。こちらも併せてご覧ください。