引き戻しヨーヨーを楽しもう
引き戻しヨーヨー(英語ではレスポンシブヨーヨー)とは手を引くと戻ってくるタイプのヨーヨーのこと。
90年代末まではヨーヨーの標準的な仕様でした。
ヨーヨー元来のコンディションである引き戻しも「バインド」が生まれてからは「旧世代の仕様」といった認識をされることが多くなり、
主に初心者向けのヨーヨーと2Aヨーヨーでのみ採用される仕様となっていましたが、
遊び方が多様化した現在ではバインドヨーヨーと並行して引き戻しヨーヨーを愛好する人も増えてきました。
特に海外では「モダンレスポンシブ」というカテゴリーで引き戻しヨーヨーをプレイしている人が少なからず存在します。
このコーナーではそんな引き戻しの魅力とおすすめのメンテナンスについて解説したいと思います。
90年代末まではヨーヨーの標準的な仕様でした。
ヨーヨー元来のコンディションである引き戻しも「バインド」が生まれてからは「旧世代の仕様」といった認識をされることが多くなり、
主に初心者向けのヨーヨーと2Aヨーヨーでのみ採用される仕様となっていましたが、
遊び方が多様化した現在ではバインドヨーヨーと並行して引き戻しヨーヨーを愛好する人も増えてきました。
特に海外では「モダンレスポンシブ」というカテゴリーで引き戻しヨーヨーをプレイしている人が少なからず存在します。
このコーナーではそんな引き戻しの魅力とおすすめのメンテナンスについて解説したいと思います。
引き戻しの魅力
①バインドが不要
引き戻しヨーヨーは手を引くだけでヨーヨーが戻ります。トリックを行い、ストリングテンションを下げた瞬間、ヨーヨーが手に戻る。
トリックとキャッチの間に「バインドという行程」を入れなくてもよくなるので非常にクイックなプレイ感覚を得ることができます。
この魅力に気付いた途端、当たり前に行っていたバインドが煩わしくなったという人も。
②ワインダーからの直キャッチが可能
引き戻しヨーヨーは「ワインダー」から直接ヨーヨーをキャッチすることができます。
前述の通りバインドの行程が入らないため、ミスからのリカバリーがクイックに行える=練習効率が上がるというメリットがあります。
バインド仕様前提ではないトリックを練習する際は引き戻しを使ったほうがよい場合もあります。
③バインドヨーヨーとは異なる技術が要される
引き戻しヨーヨーはバインドヨーヨーと異なる技術が要求されるヨーヨーです。
常にストリングの張りを適切に保ち、自らの技術によってすべりをキープする。
最短のルートでムーブし、スリープロスを最低限に押さえ、最後にはキャッチする。
バインドヨーヨーなら見様見真似でプレイできていたトリックですら引き戻しヨーヨーでは細心の注意が求められます。
④トリック選びと開発に変化が生じる
引き戻しヨーヨーではバインド状態前提のトリックが出来ません。
常に「引き戻しヨーヨーで行えるトリック」を選んでプレイすることになりるので、
バインドヨーヨーだけ使っていた時とはトリック探しの方向性に変化が生まれます。
オリジナルトリックを考える場合も、引き戻しならではのエレメントを含んだトリックや、
バインドヨーヨーほどの性能が必要にならないトリックを作るきっかけになります。
引き戻しヨーヨーは手を引くだけでヨーヨーが戻ります。トリックを行い、ストリングテンションを下げた瞬間、ヨーヨーが手に戻る。
トリックとキャッチの間に「バインドという行程」を入れなくてもよくなるので非常にクイックなプレイ感覚を得ることができます。
この魅力に気付いた途端、当たり前に行っていたバインドが煩わしくなったという人も。
②ワインダーからの直キャッチが可能
引き戻しヨーヨーは「ワインダー」から直接ヨーヨーをキャッチすることができます。
前述の通りバインドの行程が入らないため、ミスからのリカバリーがクイックに行える=練習効率が上がるというメリットがあります。
バインド仕様前提ではないトリックを練習する際は引き戻しを使ったほうがよい場合もあります。
③バインドヨーヨーとは異なる技術が要される
引き戻しヨーヨーはバインドヨーヨーと異なる技術が要求されるヨーヨーです。
常にストリングの張りを適切に保ち、自らの技術によってすべりをキープする。
最短のルートでムーブし、スリープロスを最低限に押さえ、最後にはキャッチする。
バインドヨーヨーなら見様見真似でプレイできていたトリックですら引き戻しヨーヨーでは細心の注意が求められます。
④トリック選びと開発に変化が生じる
引き戻しヨーヨーではバインド状態前提のトリックが出来ません。
常に「引き戻しヨーヨーで行えるトリック」を選んでプレイすることになりるので、
バインドヨーヨーだけ使っていた時とはトリック探しの方向性に変化が生まれます。
オリジナルトリックを考える場合も、引き戻しならではのエレメントを含んだトリックや、
バインドヨーヨーほどの性能が必要にならないトリックを作るきっかけになります。
引き戻しメンテの基本
引き戻しメンテで重要なポイントはレスポンスとオイルの両方で戻りを作ることです。
レスポンスが出っ張っているヨーヨーでも、ベアリングがドライベアリングだとこのコーナーで触れている「初期巻き取り」が発生しないので安定した戻りを実現することはできません。
逆に注油済みベアリングを載せていても、ギャップが広かったりレスポンスが薄かったりすると今度は初期巻き取り後の「本巻取り」がうまく行かないのでやはり安定した戻りにはなりません。
レスポンスとオイルの両方でバランス良く戻りをコントロールする。バインドヨーヨーには無いメンテナンステクニックが要求されます。
レスポンスが出っ張っているヨーヨーでも、ベアリングがドライベアリングだとこのコーナーで触れている「初期巻き取り」が発生しないので安定した戻りを実現することはできません。
逆に注油済みベアリングを載せていても、ギャップが広かったりレスポンスが薄かったりすると今度は初期巻き取り後の「本巻取り」がうまく行かないのでやはり安定した戻りにはなりません。
レスポンスとオイルの両方でバランス良く戻りをコントロールする。バインドヨーヨーには無いメンテナンステクニックが要求されます。
オイルの選択と注油
引き戻しヨーヨーには粘度の高い「ルーピングプレイ向けオイル」を注すのがオススメです。
ストリングプレイ用のサラサラしたオイルを使うこともできますが、初期巻取りの安定性を重視する場合は
高粘度のルーピング系の方が使い勝手がいいんです。
注油する量は1/4~1/2滴程度。オイルがベアリングから溢れるとまずいので過度に注油しないよう気をつけましょう。
ストリングプレイ用のサラサラしたオイルを使うこともできますが、初期巻取りの安定性を重視する場合は
高粘度のルーピング系の方が使い勝手がいいんです。
注油する量は1/4~1/2滴程度。オイルがベアリングから溢れるとまずいので過度に注油しないよう気をつけましょう。
レスポンスの選択
厚手のレスポンスを貼ったり溝を底上げしてからレスポンスを貼るとボディからレスポンスが露出します。
ツライチの状態よりも戻りが強くなるため、初心者向けのモデルは最初からこの状態になっていることがありますね。
出っ張りレスポンスは強い戻りが得られる反面、すべりや回転時間が犠牲になります。
自分のプレイスタイルに合わせて厚みを吟味したり、片面だけ出っ張らせるなどの工夫をすることが大切です。
ツライチの状態よりも戻りが強くなるため、初心者向けのモデルは最初からこの状態になっていることがありますね。
出っ張りレスポンスは強い戻りが得られる反面、すべりや回転時間が犠牲になります。
自分のプレイスタイルに合わせて厚みを吟味したり、片面だけ出っ張らせるなどの工夫をすることが大切です。
ストリングの長さ
引き戻しヨーヨーはヨーヨーから伸びているストリングの張りが弱まった時に巻き取りが起こります。
このためプレイ中は常に一定の張りを保つようにしていなければいけません。
ストリングが長いと張りを維持することが難しくなるので、引き戻しヨーヨーは短めのストリングを使うことをおすすめします。
まずは「床からおへそジャスト」の長さで試し、そこから微調整してみて下さい。
このためプレイ中は常に一定の張りを保つようにしていなければいけません。
ストリングが長いと張りを維持することが難しくなるので、引き戻しヨーヨーは短めのストリングを使うことをおすすめします。
まずは「床からおへそジャスト」の長さで試し、そこから微調整してみて下さい。
引き戻しヨーヨーを使用したビデオ(2015-2017)
SPINGEAR "STEP1"
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onedropyoyos "Deep State"
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onedropyoyos "Deep State"
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Rain City "The Gamer"
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CoreCoYoyos "Alley Cat"
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Spencer Berry's "Walter"
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