チャッターリングのチューン(調整)
中級以上のトリックを行なう場合、日常的に行なう汚れ落としのメンテナンスのほかに「チューン」とよばれる調整が必要になります。
製造時点でリング表面がツルツルな製品、または使い込んでツルツルになってしまったものはビーズの回転が速くなりすぎたりビーズが滑ったりして、フラッシュバック・ソニック系のトリックがやりにくくなります。このグリップ力を調整する作業が「チューン」です。
製造時点でリング表面がツルツルな製品、または使い込んでツルツルになってしまったものはビーズの回転が速くなりすぎたりビーズが滑ったりして、フラッシュバック・ソニック系のトリックがやりにくくなります。このグリップ力を調整する作業が「チューン」です。
チューンのやり方
紙やすり(耐水ペーパー)、棒やすり(鉄工やすり・ダイヤモンドやすり)、スポンジやすりなどのやすりを使ってリング表面を荒らします。
ハードチューン(新品のリングむけチューン)
鉄工やすり、荒目の紙やすり(#120-#400程度)で行なう荒めのチューン。
ノーマルチューン(一般的なチューン)
中くらいの紙やすり(#600-#800)で行なう軽めのチューン。
マットチューン(上級者むけチューン)
細めの紙やすり(#800-#1500)で行なうツヤ消し地のチューン。
荒目にサンディングされたリングはビーズの内側を削る効果(後述)があるため、まずはハードチューンを施してみましょう。
リングによってビーズ内側が削られたらノーマルチューン、さらに慣らしが進んだらマットチューン、という流れがおすすめです。
JCRAでは紙やすりまたは半丸のダイヤモンドヤスリを使用することを推奨されています。どちらも100円ショップやホームセンターで購入できます。
ハードチューン(新品のリングむけチューン)
鉄工やすり、荒目の紙やすり(#120-#400程度)で行なう荒めのチューン。
ノーマルチューン(一般的なチューン)
中くらいの紙やすり(#600-#800)で行なう軽めのチューン。
マットチューン(上級者むけチューン)
細めの紙やすり(#800-#1500)で行なうツヤ消し地のチューン。
荒目にサンディングされたリングはビーズの内側を削る効果(後述)があるため、まずはハードチューンを施してみましょう。
リングによってビーズ内側が削られたらノーマルチューン、さらに慣らしが進んだらマットチューン、という流れがおすすめです。
JCRAでは紙やすりまたは半丸のダイヤモンドヤスリを使用することを推奨されています。どちらも100円ショップやホームセンターで購入できます。
上述の通りチャッターリングはリング表面の状態によって挙動が変化します。
リング表面がツルツル:ビーズ速度が速い・グリップが弱い
リング表面がザラザラ:ビーズが遅い・グリップが強い
やすりで削りすぎてしまったときは金属磨き(ピカール、青棒など)を使って、ビーズがほど良い速さになるように修正しましょう。
リング表面がツルツル:ビーズ速度が速い・グリップが弱い
リング表面がザラザラ:ビーズが遅い・グリップが強い
やすりで削りすぎてしまったときは金属磨き(ピカール、青棒など)を使って、ビーズがほど良い速さになるように修正しましょう。
ビーズの変化
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チャッターリングはビーズの内側と外側の角が削れて丸くなると使いやすさ、ビーズの止まりにくさ、静音性が向上します。通常のプレイだけでこの慣らしを行おうとするとおよそ100時間ほどのプレイが必要になるため、ハードチューンリングによる慣らしが推奨されています。
ビーズの内側をサンディングするとバランスが崩れてしまう可能性があります。サンディングするのはビーズ外側の角とリングだけにしてください。 |
さらに踏み込んだチューン
ポリッシュチューン
真鍮で出来ているビーズは表面が酸化するとその抵抗によって回転が遅くなります。この症状は金属磨きを使ってビーズを磨くと改善しますので、フィーリングに違和感を感じたら磨いてみて下さい。
溶接部分のチューン
メインリングの溶接部分にでこぼこが多い個体は、その部分を金属やすりと紙やすりで丸くなるように削るとビーズの回転が滑らかになります。
真鍮で出来ているビーズは表面が酸化するとその抵抗によって回転が遅くなります。この症状は金属磨きを使ってビーズを磨くと改善しますので、フィーリングに違和感を感じたら磨いてみて下さい。
溶接部分のチューン
メインリングの溶接部分にでこぼこが多い個体は、その部分を金属やすりと紙やすりで丸くなるように削るとビーズの回転が滑らかになります。